きろく

特筆すべき記録のまとめ

不合格体験記Ⅱ(模試結果について)

高 3 中に受けた模試について記述する。

Ⅰ:

模試の結果推移

判定は全て理科一類

第1回東大入試オープン

f:id:babcs2035:20210315122956j:image

英数国の出来はほぼ横並びで,物理がかなり良く、化学が低かった。判定は B。

第1回東大入試実戦模試

f:id:babcs2035:20210315123333j:image

数学が非常に悪かったこと以外は健闘したと思う。第1回オープンの時とは違い、物理と化学の出来が swap した。苦手な国語がかなり良かった。判定は B。

第2回東大入試オープン

f:id:babcs2035:20210315194629j:plain

各教科無難な成績だった.数学が自己採点よりも大幅に取れていた(部分点がかなり入っていた).ただ,河合塾の英語はどうしても自分とあわないようで,点数は半分を割ってしまった.化学がまだ伸びていなかった.判定は A.

第2回東大入試実戦模試

f:id:babcs2035:20210315123836j:image

国語が非常に悪かった。国語以外は第1回実戦よりも科目間で差が小さくなった。判定は B。

最終1月東大本番レベル模試

f:id:babcs2035:20210315124401j:image

国語が異常によかった。英語と物理は普通、数学と化学は悪かった。ここでの点数と本番の点数が極めて似ていたことに驚いた.判定は D。

感想・採点基準について

英語に関しては,オープンは第1回・第2回ともにできなかったが,これら以外は 70 点台を推移していた(伸びていなかった).本番も 73 点であったので,あまり成長していなかったと思うと残念.本番と模試の採点基準の違いは,問題の種類が多いためよくわからないが,ほぼ変わらないと思う.

国語に関しては,模試ごとに上下が激しかったが,概ね向上したのではないかと思う。ただ,本番の出来と点数を考慮すると,模試の大問ごとの配点は本番と少し違うのではないかと思う.具体的には,現代文の配点が重く,採点もやややさしいのではないかと感じた.

数学に関しては,偏差値がかなり上下していた.安定させたいところだが,模試でも本番でも易しい問題をミスしてしまい点数を落したことを考えると,基本に戻ってリハビリしようと感じさせられた.本番の採点基準については,駿台ぐらいの厳しさではないかと思う.河合塾ほど部分点はこないと感じた.

物理・化学に関しては,徐々に伸びたと思うが(未習があったのも要因),国語ほどの伸びではないと感じた.採点基準もあまり変わらないと思った(問題数が多いため,答えまで合わせて n 点だと感じた).

 

(続く)

 

不合格体験記Ⅰ(2次試験・共通テスト+英語の再現答案)

時系列を逆にして記述していく.

第2次学力試験の結果

概要

共通テスト(圧縮後):97.7778 / 110 点

国語:45 / 80 点

外国語(全問英語選択):73 / 120 点

数学:50 / 120 点

物理:37 / 60 点

化学:22 / 60 点

総合成績:324.7778 / 550 点

(ボーダー:333.2667 点)

8.4889 点足らず,不合格者内のランクは A だった.

各教科の感想を述べる.自己採点は全て普通~やや甘め.

国語(45 点)

自己採点:22 + 10 + 10 = 42 点.想定よりも少し高かった.

秋模試では 10 点台だったため,この点数は非常に良かった.現代文が読みやすかったことが得点につながったと思う.古文・漢文の出来は(試験中から)良くないだろうと感じていたが,合計点数が良かったことから,古典の配点が模試で想定されている配点よりも低そうに感じた.

外国語(73 点)

自己採点:6 + 6 + 8 + 10 + 8 + 8 + 4 + 2 + 11 + 9 = 72 点.想定とほぼ変わらなかった.

目標として 80 点を掲げていたので,少し物足りない結果になった.原因は,永遠の課題である 4A(文法問題)で大外れしたことと,いつもは安定して出来ていた 1B(分補充問題)で 3 ミスしてしまったこと,稼がなければならない 3(リスニング問題)の最後で大崩れしたことが挙げられる.これだけ記号問題で得点できていなかったのに対し,記述問題は比較的できた(特に 4B(英文和訳)は非常に簡単)ため,相殺して 70 点台になってしまったと思う.

数学(50 点)

自己採点:12 + 6 + 13 + 2 + 16 + 8 = 57 点.想定よりも低かった.

第1問 (2) でどこか小さいバグを埋め込んでしまったために,放物線の式がおかしなことになってしまった.また,第2問 (2) の途中から嘘解法を長々と実装していたため,得点を得られないまま時間のみを浪費してしまった.第3問はただの定積分のどこかをバグらせてしまい,第6問 (2) もバグらせてしまった.第5問が一番簡単に感じた.第4問は時間がなくなってしまったため,(1) のみ解いて終わった.

物理(37 点)

自己採点:12 + 10 + 13 = 35 点.想定よりも少し高かった.

第1問の力学では,ブランコを途中で立ち上がる箇所で,円運動の運動方程式の半径を間違えてしまい,そこから全て連鎖的に間違えてしまった.第2問の電磁気では,第1問で時間を予定よりも少し費やしてしまったことから,途中撤退をした.結果的にしてよかったと思う.第3問の波動では,ただの幾何的な実装をするのみという問題が多く,簡単に感じた.しかし,化学に時間を回さなければならないことから,最後のセクションで撤退した.個人的に波動が一番取りやすいと思ったが,予備校の講評ではひたすら難と評価されていて困惑した.

化学(22 点)

自己採点:8 + 15 + 7 = 30 点.想定よりも大幅に低かった.

有機は最後と決めているので,第2問から取り掛かった.計算の実装量が多かったために,大幅に時間を取ってしまった.第3問の構造中の線分の長さの大小判定の問題ぐらいから完全に分からなくなってしまった.最後の第1問に取り掛かる時点で時間がほぼなかった(15-20 分ほど)ため,Ⅰ・Ⅱの穴埋め・知識問題を答え,Ⅰの構造列挙問題を時間切れまでひたすら考えていた.自己採点とのずれを見る限り,第2問の計算問題の途中過程に点数がほぼ入ってなさそうだと感じた.

大学入学共通テストの結果

概要

(全て自己採点結果)

地理 B:86 / 100 点

国語:164 / 200 点

英語(リーディング):98 / 100 点

英語(リスニング):93 / 100 点

数学Ⅰ・A:77 / 100 点

数学Ⅱ・B:98 / 100 点

物理:92 / 100 点

化学:90 / 100 点

合計:798 / 900 点

感想

地理・国語は個人的には健闘したと思う.英語(リーディング)は注意力が試される問題(第2問の問1?)で 1 ミス,英語(リスニング)は最後の大問で崩れてしまった.数ⅠAで過去最低点を記録してしまった.原因は,二次方程式の解の公式の分母の 2a の 2 を忘れたことと,最大と最小を誤読,計算ミスによって連鎖的に失点してしまったこと.数ⅡBは 1 ミスに抑えられた.物理・化学も最後の方の問題で間違えてしまった.

2日目の科目で大崩れしてしまった.1日目の文系科目で耐えられたことを無駄にしてしまった.

 

(続く)

おまけ(英語の再現答案)

全てあまりできていません.

1A

「以前の良い気質は十代後半になり復活する.この変化は親も子供も認めるが,若者が自主性を重視したり両者が異なる気質の比較対象を持ち出すことから受け止め方は異なる.」

2A

"I think the most important factor for a good town to live is whether the town has any useful transportation system. I often have to go to the supermarket near my house to buy some food for my family. However, it takes me about one hour to get there. I think people should be able to live without consuming much time and effort."

つまらない.

2B

"However, learning a language is alike practicing to ride a bicycle.Therefore, of course, you will find it difficult to ride while practicing it. However, once you get used to ride it, you will no longer have difficulty riding it. Then, what you only have to do is to ride it frequently."

practicing to はありえない.

4B

(ア)「もし私たちが自分の考えていることの全てを声に出して言うことで公にするとしたら,それは話し手だけでなく,両者の(あるいは全ての)立場にとってとても恥ずかしいことで面目をなくすことに時々なるだろう.」
(イ)「それによれば,いくつかのことは言及される一方で,言及されないものもある.」
(ウ)「言語の主な機能は,考えを隠すためにあり,ある人が考えていることを知ることへの他者の注意をそらすものだ.」

「それによれば」←?

 

JOI 2019/2020 本選 参加記

(ブログ記事書くのが久しぶりすぎてはてブロの UI に困惑している)

Day -1

学校で「プロシードテスト」というものを受けさせられた.主催者は今話題の Benesse

Day 0

UbuntuEclipse に慣れようと思い,本選環境の整備を始める(本選対策の始まり).VM のダウンロードリンクが載ったメールを紛失してしまうが,mencotton 氏に教えていただいた(ありがとうございました).

Eclipse-CDT が入っていないじゃないかと困惑するが,仮想環境内でログインする先のアカウントを間違えていたと判明.

結構手こずってしまい,対策が出来ず.本当に本選er としてやる気あるのか???

Day 1

朝,ツイートしようとしたら Twitter で障害が発生していて発狂した.

午前中は学校で授業.

学校終了後,北千住でたっちゃん氏・悪商人氏・SugarDragon5 氏とガスト北千住店で集合.義務であるカルボナーラをいつも食べていたので,違うパスタを食べた.この義務を守らない行いが後々結果に響いてきたのかもしれない.

その後つくば新幹線 (TX) に乗って,蟻本を n 年ぶりに読む.がしかし,寝てしまい,終点・つくば駅でたんちゃん氏に起こされた・・・(そのまま寝ていたら秋葉原送りでした,ありがとうございました).

途中,つくばカピオを眺める.

ラクティスまでの時間,蟻本に飽きたのか,なぜか Bot をいじくってしまう.

ラクティスでは,環境整備に時間がかかったが,スムーズに全完.蟻本をここでしっかり読もうと決めていたのでしっかり読んだつもりになるまで読んだ.

その後,講演が行われた.テーマは OSS = オープンソースソフトウェア.GitHubリポジトリに Star が付くと喜ぶのは凄く共感できた(そこ?!).

その後は夕食.なんか去年と一緒だった(文句では全くありません).

予選全完賞対象者が多すぎてヤバかった.

そして,ついに「入所」.

ロビーで Bot を少しいじくり,蟻本を写経したりして 0:35 に就寝.布団が 2 セットあってガチ困惑した.

Day 2

起床は自明に AC.

朝食は「いつもの」超質素.

その後,無事出所.

バス出発までの時間はロビーで,その後はバス内で各種基本セグ木と Dijkstra 法を空で書けるかチェックした.

つくば国際会議場に到着し,いよいよ本選本番.

まず,環境整備に 10 min ぐらいかかった(???).

A 問題を眺める.見た瞬間に解法が分からなかったので「去年の A 問題より難しくないか?」と思った.まあ普通にやって通る.ここまで 20 min ぐらい.

B 問題を眺める.最終的に残す文字列の左端を固定すれば,必要なコストは一意に定まるとすぐに気づけてよかった.A 問題より自明では?となり,実装して通る.ここまで 40 min ぐらい.

C 問題を眺める.Static Sushi みたい.よくわからないけれど「折り返しは 1 回だけでいいのでは」となって嘘 DP を書いて WA を連発.その後,複数回の折り返しを考慮した DP を書いて 25 点を取る.ここまでで 1:30 ぐらい.

D 問題を眺める.グラフ問だけど,何も分からん.自明部分点 5 点だけ取って逃げる.

E 問題を眺める.クエリ系問だけど,何も分からん.とりあえず,セグ木で殴れるものだけ殴って 14 点は確保.

その後 C 問題を完答しようと考察をするが時間切れ.結果,100 + 100 + 25 + 5 + 14 = 244 点で終了.

mencotton 氏と全く同じ点数の取り方をしていて驚いた.

A, B を早く通せたのに C を完答できなかったのは普通に悔しかった.

解説を聞いたが,やはり難しい.時間内に実装を間に合わせるだけでやっとだと思った.

帰りは LCA の駅まで[自己規制(個人情報につながりうるので)]氏と帰った.

まあほぼ引退を確信.

Day 3

学校の 1 時間目の授業が終わって JOI のホームページを確認していたらボーダー 301 点と公表されていた.やはり落ちた.

これからはちょっと Bot の整備を終えてから,大学受験をまじめにやります.大学でまた競プロをリハビリから始めたい.