きろく

特筆すべき記録のまとめ

不合格体験記Ⅲ(勉強+臨時休校中の感想)

ここでは高 2, 3 にやったことをまとめる。

Ⅰ:

Ⅱ:

 

高 2

塾・予備校

中学受験の頃から国語が苦手科目であるため,駿台の「高2スーパーα国語(現代文・古文)」を受講していた.その他の科目は何も通わなかった.ただ,夏期講習・冬期講習は駿台の「東大理系数学」と「東大英語」を受講した.

教材

学校から配られた『物理重要問題集』以外は特に自ら入手したりはしなかったと思う.学校のやるべき事をこなしていた.

高3の1学期まで

臨時休校期間を含む.

塾・予備校

駿台の「高3スーパーα東大理系国語(現代文・古文・漢文)」を受講していた.前期中は全て映像配信になった.フル HD の映像で驚いたのを覚えている.そのほかは何も通わなかったが,高2時と同様に,春期講習のみ駿台の「東大理系数学」と「東大英語」を受講した.どちらも緊急事態宣言が発令される直前に終わったため,授業がキャンセルされることはなかった.

教材

臨時休校期間開始直後は,『Focus Gold』の章末問題を 2 周ほどした.ⅠAⅡBⅢ全部やろうとすると,意外と量が多かった.また,4 月以降になって学校の課題だけでは時間が余ったので,『やっておきたい英語長文 1000』,『化学重要問題集』,『東大の理系数学 27 カ年』,『東大の物理 27 カ年』を自分で購入し,解き始めた.『やっておきたい(略)』は問題数が少なく,すぐに終わった.全訳を参考にして何回か精読していたと思う.『数学(略)』は 1 日 1 問程度ずつ,『物理(略)』は 1 日 0.6 問程度ずつ進めていたと思う(既習分野の中から).学校からは『速読英単語 必修編』や地理の教材が届いた.5 月になると,学校のオンライン授業環境が整い,学校のやるべきことが多くなって忙しくなった.

臨時休校中の感想

臨時休校期間中は,駿台の春期講習が終わった後から 6 月の学校再開までほとんど家から出ていなかったと思う(出ていたとしても 1, 2 日程度).それでも全く苦ではなかったし,むしろ,学校への往復 3 時間程度の時間を睡眠にあてられたり,勉強時間に費やせられたりしたので,個人的には楽だった.友達と対面で話せないのもつらくなかったし,家の机の方が集中できるため,駿台の自習室が閉まっても何も影響を受けなかった.このように,精神的にも影響を受けなかったのは幸いだったと思う.

学校のオンライン授業は 4 月後半から本格化したと覚えている.Teams や Zoom でのライブ配信ではなく,板書や PC・iPad のスクリーンキャプチャが配信される形式で,簡単な Forms やロイロノートで提出物を出す,という形だった.個人的にはこの形式でよかったと思う(ライブ配信では絶対問題が発生するだろうし,好きなタイミングで授業を受けられる方が自分には合っていた).

しかし,学校の進度が若干遅れて,1 学期後半~ 2 学期前半で遅れを回復するのは大変だったと覚えている(学校の進度に合わせて,予習などは全くしない主義だったので).

高3の夏休み~2学期

塾・予備校

駿台の「東大理系数学」と「東大英語Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」を受講した.お茶の水3号館での受講はオススメしない(理由:教室が大きいため,一番後ろだと板書が見えない).規模の小さめな校舎だと,教室も小さめのため,板書は見やすく人数は少ないので落ち着いて授業を受けられる.

教材

『東大の英語 27 カ年』と『物理標準問題精講』を追加した.あとは学校の講習の教材で勉強していた.過去問のペースが臨時休校期間中に比べ,低下した.まとまって時間のある週末などに多く進めていたと思う.

高3の冬休み~共通テスト前

塾・予備校

駿台の「東大理系数学」と「東大英語」を受講した.共通テスト関連は何も受けなかった.

教材

『東大の化学 27 カ年』と『東大の英語リスニング 27 カ年』を追加した.リスニングに関して,赤本の読み上げスピードは本番よりも遅いので,1.3 倍速ぐらいにするといいかもしれない.

駿台の講習以外はほぼ共通テスト対策をしていた.具体的には,Z 会の『パワーマックス共通テスト対応模試』の 8 回分搭載した英数国,駿台の『パックⅤ』を全科目,各予備校の予想問題パックを使った.駿台の『パックⅤ 英語(リスニング)』は,第4・5回がセンター形式のもので使い物にならなかった(詐欺だと思う).難易度は Z 会>>>>>駿台だと感じた.特に,Z 会の数学はかなり難しかった.

共通テスト後~二次試験前

塾・予備校

駿台の「東大理系数学ⅠAⅡB演習プラス」,「東大理系数学Ⅲ演習プラス」,「東大英語演習プラス」,「東大理系国語演習プラス」を受講した.それぞれ 3 週完結の講座で,問題演習をし,答案を先生が採点してくれるというもの.全て 2 月の最初の週で完結する.それ以降の 2 月は何も受けなかった.

教材

鉄緑会の『東大数学問題集』・『東大物理問題集』・『東大化学問題集』を鉄緑生の友達からもらったので,解説はこれらをよく参照していた.解説が極めて詳しく,背景説明・類題・実践上の注意などとにかく内容が細かく充実している.これらより詳しい解説本は無いと思わせるぐらい.2 月中は過去問ばかり解いて,復習していた.しかし,復習は 1.5 周程度しかできず,直前はかなり忙しくなってしまった.鉄緑の 3 冊については消化不良だったと思う.

 

(続く)